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2013年10月 1日 (火)

イモネノホシアサガオ(やっと出会えた)

Photo

イモネノホシアサガオはアメリカ南部の原産で、1975年(昭和50年)に香川県観音寺市で渡来が確認された。その後、西日本を中心にかなりの勢いでテリトリーを広げたらしいが、どういう巡り合わせか、なかなか出会えなかった。それがなんと、毎日のようにその前を通る近所の電器量販店のフェンスに蔓を絡ませて、驚くほど沢山の花を咲かせているではないか・・・。
日本帰化植物写真図鑑①」の表紙に掲載されるほどの美花で、ホシアサガオに似ていなくもないが、それよりも二回り程も花が大きい。学名を直訳すれば「有毛果実のイポモエア」という事になるらしく、果実に白毛が目立つので、他の種と見間違うことはなさそうだ。根はコンクリートの割れ目に深く入っていて、「イモ状の塊茎」は確認しようがないが、花の数だけ結実するらしく、熟して零れ落ちた実が回りに散らばっていた。
それにしても、「イモネノホシアサガオ」と言う舌を噛みそうで素っ気ないネーミングは何とかならなかったのだろうか。このところの帰化植物ラッシュで、対応は大変だろうが、諸先生方の英知をあつめて、もう少し丁寧に名付けていただくようお願いしたい。 もつとも、この種に関しては、英名を Small‐flowered pink morning‐glory と言うそうだから、芸のないところは、いずこも同じという事だろうか。


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2013年9月29日 (日)

ハナハマセンブリ(この花を探しています)

Photo 地中海沿岸生れのこの帰化植物の観察記録を略記すると
1988年(昭和63年) 神奈川県で渡来が確認された
1998年(平成10年) 吹田・茨木市境付近で初見、以降場所を少しずつ移動死ながら株数を増やす 
(はじめはベニバナセンブリと誤認していたが、のちにハナハマセンブリと同定)
2004年(平成16年)前後、当地区で全盛
2007年(平成19年) 突然姿を消す
2010年(平成22年) 近所の民家で鉢植えされていたものも、姿を消す

大阪郊外の北摂は、帰化植物の宝庫で、特に名神高速道路、中央・近畿自動車道が交差する吹田・茨木両市の境を流れる大正川(一級河川)は、生活用水が流れ込んでかなり汚染しているにも拘わらず、思いがけない新顔の帰化植物やカワセミ・カルガモなどの鳥達との出会いが楽しめる場所だった。 今でも、汚水の中に絶滅危惧種とされているアサザが繁茂し、黄色い花を見せてくれるし、コゴメバオトギリソウ・イヌコモチナデシコ・ノハラナデシコなども、子の流域から北摂一円に広がった。
このハナハマセンブリを大正川の流域で見付けたのは、1998年(平成10年)で、関西では早い部類に入るかも知れない。 以来、毎年この花を追掛けて、可憐な花を楽しみ、川の堤がこの花に覆われることを夢見てていたのに、センブリの仲間特有の放浪癖からか、2007年を境に、突然姿を消し、付近の花好きの方々が、鉢に栽培されていたものも、逐次消えてしまい、6月の花時には相当広範囲に探し回っているが、一株も見つからない。
愛犬(猫)家ならば、写真を添えて「この犬(猫)探しています」と電柱に張り出すこともできるが、野草の広告はちょっと気恥ずかしいので、この場を借りてお願いします。
「北摂方面で、この花の咲く場所をご存知ありませんか」


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