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2013年12月10日 (火)

チシマキキョウ(きっかけは、この1ショット)

Photo

つい最近、当年104歳で史上最高年齢の詩人にして童謡作詞家のまど・みちおの「人生処方詩集」の中で「たまいれ」と言う素晴らしい1篇を見付けた。
  たった 一ど
  はいったたまを

  こころが なんども
  おもいだす

  五ども十ども
  はいったみたい

一切の説明は不要。
82年生きてきて、なに一つ功なく、誇るべき成果を持たない私でも、こんな体験ならいくつか挙げることができそうだ。 例えば上の写真。 こ生意気にも、「風景や花の映像なら、心の印画紙に焼き付けて置きさえすればよい・・・」などと嘯いていた私が、節を曲げてカメラを持ち歩き始めた頃の初期の作品である。
ピンボケなどミスショットの屑の中から拾い上げた先輩が、「これはいい・・・」と言って、仲間内の作品展にだしてくださったのがきっかけで、この世界にのめり込んだ。
それ以来、もう一度玉が入るときの心のときめきを求めて、シャッターを押し続けているのだが・・・。

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