ミズタマソウ(白露の日の花)
9月7日は二十四節気の白露、この日にふさわしい花はなんといってもミズタマソウだろう。早朝か小雨の日に、この草に出会うと、緑の実につく白露が息を飲むほど美しい。 そのミズタマソウを巡って、ちょっとしたオカルテックな体験があるのでご報告させていただこう。
3年前の八月末に能勢妙見山の向かいの高代寺山でミズタマソウを撮影して帰り、9月4日に「小さい秋見付けた」と言う副題を付け「花便り」として発信したところ、一家言ある花の友から「同じことなら、実に水玉のついた写真が欲しいね」と言うメールが返ってきた。 ちょっと鼻白んで、「それは次の機会に・・・」と生返事していたら、なんと4日後に想いか叶って驚いた。
偶々、9月8日(白露の日)に亀岡市の友人の病気見舞いをした帰りに、旧亀山城址にある大本教花明山植物園を訪ねたところ、園の入り口にミズタマソウが折からの小雨に濡れながら出迎えてくれているではないか・・・。その時に撮影したのが、この写真である。
花ウォッチングに限らず、一事に熱中していると、時々思い描いていることが思い掛けなく叶えられる体験があるが、こんな短時日に成就したことは珍しい。「妙見さん」と「大本教さん」のご加護かも知れない。
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コメント
また、花便りを拝読出来ること有難うございます。「お気に入り」に入れました。(U.I)
投稿: U.I | 2013年9月 8日 (日) 10時15分