カンヒザクラ(沖縄の桜前線は北から南へ)
八重山諸島へ出掛けてヒカンザクラを見ることができず、帰って万博公園で花見をする破目になってしまった。
この桜は、八重山諸島の原産で、石垣島の荒川の自生地は国の天然記念物に指定されている。
以前、2月の沖縄本島を旅したときに見た、満開のヒカンザクラの印象が強烈だったので、是非本場でもう一度出会いたいと勢い込んで出掛けて、2月13日から17日まで、石垣島・西表島・小浜島をくまなく歩いたのに、まったく出会えなかった。 地元の人々に尋ねても「さぁ、今年はまだ咲いていないね」と頼りない。
帰って調べて見ると、原因は「暖冬」だと言う。
サクラ属の花は、つぼみの形成期に寒気に遭わないと開花が進まないと言う性質があ り、初冬の寒気が厳しい東京のサクラが、暖かい大阪よりも数日早いのも、同じ理由に因る。
カンヒザクラもこの性質を受け継いでいるので南西諸島のの桜前線は、北から南へ移動し、同じ島内では山の頂から咲き始めて、中腹から山麓へ咲き下がり、ちょうど吉野山のサクラと正反対の現象が起きるらしい。
今年の石垣島は、例年にない暖冬で開花が送れ、例年よりも2~3週間早く咲いた万博公園のヒカンザクラを見ることになったと言う訳である。
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