スズメウリ(雀瓜は子沢山)
スズメウリの実が大きくなった。 この小さいウリの名の由来は、
① カラスウリより小さいので「雀瓜」
② スズメが電線に並んだように連なって実をつける
③ 灰白色に熟す
の三つの説があるが、どれも的を射ているだけでなく、このウリには、この名前しか思い浮かばないと言う、絶妙のネーミングに思える。
その名の通り、スズメウリは子沢山である。
平素は葉の影に隠れており、葉と同じ緑色なので目立たないか、千切れ易い茎をそっと持ち上げてみると、たちどころに10個~20個の実がゾロゾロと連なって出てくるのだから、驚くやら、魂消るやら・・・。
なにしろ、葉の腋毎に、雄花と雌花が対になってつき、雌花は殆ど百発百中で、写真(下)で見るとおり、花が終わる前に、もう実が膨らんでいるのだから恐れ入る。
この植物の遺伝子をメロンに組み込んだら、「千成メロン」が生まれるかも知れないなどと想像するだけで楽しく、自宅から徒歩10分で、こんな風景に出合えるのだから、日毎の散歩はやめられない。
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