ユキミバナ(雪見花と言う佳い名の新種)
1,993年に新種の植物が発見されて、ユキミバナ(雪見花)と言う佳い名が付けられた。
福井県の若狭地方と滋賀県の湖北の一部の極く限られた地域に分布し、9月から花を付け始め、名前の通り雪が降るまで咲き続けるが、青紫色で径僅か1・5cmの小さな花は、朝早く開いて、午後には凋む1日花である。
希少種で、我々素人には、詳しい生育地も知らされていなかったので、出会うことは難しいと半ば諦めてい たが、京都植物園に移植されたものが花を付けたと言う情報を得て、駆けつけカメラに収 めることができた。
見栄えのしない小花に血の道を挙げるなど、我ながら酔狂に思えて、スケールの小さい道楽だと言う思いはあるが、「神は細部に宿りたまうと言う言葉もある」などと開き直って、全く益のない趣味の世界を楽しんでいる。
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